シェイド物語⑤〜決断編〜
みなさんは
またとないオイシイ話が
舞い込んできた事はありますか?
https://niceloverecords.com/2018/07/18/shade-4/
メジャーデビューが決まった
ベーシストのいないバンド「エレジー」。
突然「一緒にデビューしよう」と
誘われたベーシストのシェイドくん。
どんな道を歩んでいくのでしょうか?
■ファミレスに連行
電話でシェイドくんの都合のいい日を聞いた
「エレジー」のメンバー。
シェイドくんのマンションに車を横付けし
近くのファミレスまで連行しました。
「シェイドくんとだったら
メジャーでもやっていけると思うんだ!」と
3対1の猛アピール。
もはやアピールの袋叩き状態。
「今やっているバンドの事もあるし
ちょっと考えさせてくれ。」
シェイドくんはそう言って、
「エレジー」のメンバー3人は
返事を待つ事になりました。
■決断
「エレジーに加入するわ」
そう連絡があったのは約1週間後。
それまでにシェイドくんはとても悩みました。
「確かにメジャーデビューは
またとないチャンスかもしれない。
しかし、今のバンドはどうするんだ?」
当時のバンドメンバーにも相談したそうです。
その結果、他のメンバーが
「バンドを解散してシェイドくんを送り出す」
という決断をしてくれたんだそうです。
■解散ライブ
7月7日、シェイドくんのバンドの
解散ライブが町田プレイハウスという
ライブハウスで行われました。
オーディエンスとして見に行った
「エレジー」のメンバー。
会場には、シェイドくんを送り出そうと
沢山のお客さんが見に来ていました。
ステージの上で男泣きする
シェイドくんの姿を見て、
「シェイドのこと絶対に幸せにするぞ」と
さらに決意を固めたのでした。
バンドメンバーの後押しもあり
「エレジー」にベーシストで
加入する事になったシェイドくん。
4人のメンバーでメジャーデビューへの道を
歩き始めます。
つづく。