シェイド物語④〜再出発編〜
みなさんは
挫折から這い上がったとき
どんな経験をしましたか?
オーディションに落ち、
バンドを脱退し、
別々の道を歩みだした23歳の我々。
更にはバンド名変更を余儀なくされました。
一体どうなってしまうのでしょうか?
https://niceloverecords.com/2018/07/17/shade-3/
■新しいバンド名
新生「ハイカラ」のメンバー3人で
新しいバンド名について
何日も話し合いました。
なかなか光るアイデアがない中
ふと聴いた山崎まさよしさんの
アルバム曲「ソノラマ」の中の
あるフレーズが
おかっぱの頭に残りました。
「みんなー!!『エレジー』っていう
バンド名はどうかな?」
「ほら、ウチのバンド、
根暗な曲ばっかりだし!笑」
こうして新バンド「エレジー」が
誕生したのでした。
■その頃のシェイドくん
東京都町田市にある「町田駅」付近で
名前が通ってきたシェイドくんのバンド。
自主企画イベントをしたり、
精力的に活動していました。
また、サポートミュージシャンとして
各地にツアーに回るようになり
ミュージシャンとしての経験を
どんどん積んでいたのでした。
■まさかのデビュー?
「エレジー」として活動をスタートした
おかっぱミユキ率いるバンドは
サポートベーシストの協力のもと
次々にCDをリリースしていきました。
徐々にファンも増え始めて
ライブをするたびに
そこそこお客さんが
入ってくれるようになりました。
CDを作るたびに
勝手にオーディションに
応募していたおかっぱミユキ。
音楽業界の人が見るという
ポータルサイトに投稿した曲が
見事ヒットして
メジャーデビューの話が
舞い込んできたのでした。
■ベーシスト募集
メジャーデビューにあたり、
やっぱりベーシストが必要だ
という話になり
ベース弾ける人を探すことに。
ちょっと変わったギタリストが
ベーシストになる案も浮上したのですが
そしたらギタリストがいなくなる
ということもあり、
誰かベース弾けるヤツはいないかと
事務所が動き出すことになりました。
■ふと思い出す
ベーシスト…ベーシスト…。
ベーシストといえば…アイツじゃーん!
おかっぱミユキはおもむろに
折りたたみ携帯電話を取り出し
数年ぶりにあの人に連絡したのでした。
「メジャーデビュー決まったんだけど
ベーシストとして加入しない?」
「シェイドくんになら安心して
任せられると思うんだ!」
さてさて、いきなり
メジャーデビューが決まった「エレジー」。
そして、いきなり
連絡を受けたシェイドくん。
どうなってしまうのでしょうか?
つづく。