シェイド物語③〜脱退編〜
みなさんは
オーディションに
応募したことはありますか?
https://niceloverecords.com/2018/07/16/shade-2/
バンド結成から半年ほど。
東芝EMIというレコード会社から
連絡が来た22歳の我々。
一体どうなってしまうのでしょうか?
■選考から外れる
レコード会社にビデオテープを送った我々。
「またご縁がありましたら」と
あっさり選考から外れてしまいました。
落胆するメンバーをよそに
「なんだ、手応えあるじゃん♪」と
喜ぶおかっぱミユキ。
ここから、メンバーに無断で
オーディションにCDを送るように
なったのですが
まさか、あんなことになろうとは…。
(これはまた別の記事で)
■「ハイカラ」脱退
「俺、男ボーカルのバンドやりたい。」
結成から一年が経った頃、
シェイドくんがメンバーに打ち明けました。
シェイドくんは、当時
SIAM SHADEやZIGZOなどの
男性ボーカルバンドにハマっていたのです。
おかっぱミユキは今もその頃も
「女性」という性別を気に入っていたし
さすがに性転換はできないので
シェイドくんとは別々の道を
歩むことになりました。
同時に他のメンバーも脱退していき、
ちょっと変わったギタリストと二人で
再びメンバーを探すことになったのでした。
■出会い系サイト
「バンドマンの出会い系サイト」こと
インターネットのメンバー募集サイトに
「ドラム・ベース募集」を出していた
ちょっと変わったギタリストくん。
天然パーマのドラマーくんを
発見してきてくれました。
こうして、新生「ハイカラ」は
3人で再スタートすることになりました。
■ハイアンドマイティーカラーの乱
そうこうしている間にSME recordsから
「HIGH and MIGHTY COLOR」という
バンドがデビューして
ミュージックステーションをはじめ
様々な音楽番組に出演し始めました。
ハイアンドマイティーカラー…
略して「ハイカラ」…
バンド名とモロかぶってるやーん!!!
しかも、あっちは
めっちゃテレビでてるやーん!!!
みんなに「ハイカラ」って呼ばれて
もうすでに親しまれてるやーん!!!
…ということで、23歳の我々は
バンド名の変更を余儀なくされたのでした。
■その頃のシェイドくん
我々のバンド名変更問題をよそに
シェイドくんは
男性ボーカルのバンドを結成して
精力的にライブ活動をしていました。
東京都町田市にある
「町田駅」あたりを拠点に
サポートミュージシャンとしても
活躍していたのでした。
さてさて、オーディションに落ちたり
メンバーがバラバラになったり
なかなかトラブルが多かった我々。
再び一緒に活動するようになるとは
思えない展開になってきましたね。
どうなるかは次の記事で!
つづく。