「私と仕事どっちが大事なのよ」について考えてみた。

「仕事だから仕方ない」って
思ったことはありますか?

最近、ドラマ「お金がない!」を
再び見る機会があり
気づいたことがあったので
「私と仕事どっちが大事なのよ」について
考えてみることにした。

 

■年下ボーイの転勤

突然思い出話が始まるんだけど
7年くらい前、遠距離恋愛をしていた。

もともとお互い神奈川県民で
ちょっと行けば会える距離に住んでいた。

相手はウォーターサーバーの
飛び込み営業をやっている年下ボーイで
付き合って1か月ほどで四国に転勤になった。

 

■思い出インティライミ

「会えなくなるけど、遠距離恋愛頑張ろう」と
彼がくれた一枚のCD。
ナオトインティライミの
「タカラモノ~この声がなくなるまで~」だった。

この曲の歌詞みたいに、彼の声がなくなるまで
「君ことをを守り続ける」って歌うよ~的な意味で
プレゼントしてくれたみたいなんだけど
今になって冷静に考えてみると
そんな歌うたうより、
そばにいてくれたほうがよかった。

 

■仕事に振り回される

よくよく考えてみれば、
彼の人生は仕事に振り回されていた。

転勤がいやだったら断ることもできるし
まだ23歳なら転職だってできる。
わざわざ彼女に振られるかもしれない
リスクを負ってまで
四国に行く必要があったのかどうか。

もしくは、「彼女」のことそんなに
好きじゃなかったのか。

そもそも仕事って人生なげうってまで
やることかなぁ?なんてね。
仕事は人生を豊かにするものでなくちゃ。

 

■本題に入るよー

「私と仕事どっちが大事なのよ」という
セリフを彼氏に言ってはいけない
…ということをたまに耳にするけれど、
確かに言われると困る。

私も、10代のころ彼氏に
「俺とバンドどっちが大事なんだよ」
質問されたことがある。
そのときに返す言葉に困って
その場を離れたくなったのを覚えている。

自分のせいで
相手に不満がたまっているんだから。

 

■考えてみた

なぜそんな嫌な気持ちになるのか
当時は考えもしなかったけれど
おそらくこういうことだろう。

①比較するのが難しいため困ってしまう
→困らせるようなこと言うなよ…
②結果が伴っていないので言い訳しにくい
→仕事なんだからしょうがないだろう…
③思い通りにならないのを自覚している
→そんなの自分でもわかってるよ…

本当はお金の心配をせずに
好きな人と好きなことやって生きているほうが
楽しいに決まっているもん。

単に仕事に振り回されている自分の
うまい言い訳ができないから
そこにツッコまれたくないのかも。

 

■仕事は道具を手に入れる手段

以前、ワタミに内定が決まった就活生に
「仕事だと思うな 人生だと思え」
というタイトルの冊子を
見せてもらったことがあるけれど
考え方によってはそうかもしれない。

どうせ「人生」というのなら
好きなことを仕事にしたい。
そして、好きな人と過ごしたい。

もちろん、そんなに興味ないことを
仕事にした場合でも何かは得られる。
けれど、妥協しながら生きる時間は
なるべく短かくしたい。

仕事はお金という道具を得る手段。
手段は選べるんだ。

「仕事だから仕方ない」
……本当にそうだろうか?

 

■ドラマ「お金がない!」のワンシーン

主人公の萩原健太郎は
超絶貧乏の会社員下積み時代、
度重なる残業で大切な人との
約束を頻繁にすっぽかしてしまう。

まさに仕事に振り回される人生だった。

そんな彼が仕事の面白さに気づき
出世して営業本部長になると
今度は彼のスケジュールに
仕事側が合わせるようになった。

仕事が手段になったのだ。

最終的に、彼は彼自身の会社を立ち上げ
本当に大切なものを手に入れる。

 

■模範解答とまとめ

「私と仕事どっちが大事なのよ」と言われたとき
「もちろん君だよ」と言えるように
仕事、そして自分ときちんと向き合い
大切なものを失くしてしまわないような
生き方をしたい。

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