【賛否両論】鬱病やめた話。

あなたのまわりに
心を病んでいる人、いますか?

今日は私が
鬱病やめたときの話をします。

賛否両論あると思うので
読みたくない方は
この時点で離脱してください。
事実を書くので、
ネガティブ意見は
受け付けません。
悪しからず。

では、続けます。

珍しいことではないと思いますが
私、以前、精神科で
鬱病と診断されたことがあります。

もともと自己肯定が
うまくできない人間に
仕上がっていたんですが、
じわじわとしたストレスと
あるショックな出来事から
小説「阿寒に果つ」の
時任純子をなぞった
「自殺計画」を立てるほど
落ちていました。

私が中学生のとき、
父は山中で首を吊って死んだので
サラブレッドだな…と
思ったのを覚えています。

知人のすすめで精神科へ行き
鬱病と診断されてからは
薬漬けの毎日。
薬で考えることをやめて
ただ生きる。
曲も作れなくなり
歌にも感情が乗らない…
そんな自分がもっともっと
嫌いになっていきました。

目が覚めたのは、母からの電話。

「病院の先生に、
ガンだって言われた。
あと二週間しか
生きられないんだって。」
泣きもせず、淡々と話す母。

当時所属していた
プロダクションに連絡して
無期限で休みをもらい
実家のある名古屋へ。

そこから毎日、
母の病院で過ごすことになりました。

3日ほど二人でたくさん泣いたあとは
生きていることに感謝しながら
過ごしていこうと約束しました。

朝、目が覚めたら
お日様が眩しいことを感じて
幸せだね、と会話して、
雨が降ったなら
病室の窓に伝う雨粒を
綺麗だね、と笑って。

母は死んでいく中で
とても大切なことを
たくさん教えてくれました。

最期の言葉は
「お母さんは、
ミユキのお母さんでいられて
本当に幸せだったよ。
生まれてきてくれてありがとう。」
でした。

私は薬を飲むのをやめました。
診察券もゴミ箱に捨てました。

それと一緒に
ネガティブだった自分も捨てました。

鬱病をやめてみて、
改めて当時を振り返ってみると
本人は無意識だとしても
自ら不幸な選択を
してしまうということに
気づきました。

まだ35年しか生きていない
私が言うのもおこがましいですが、
人生は選択の連続。
何を選択するかは、自分次第。

あのころはネガティブな
選択ばかりしていましたが
今は違う。
自然に幸せを選択できる
自分になりました。

今は感謝できる。
今は人を笑顔にできる。

鬱病やめて、本当によかった。

今しんどい思いをしている人に
私の経験が少しでも役に立ちますように。

少なくともね、私は
あなたに出会えて良かったって
思ってるよ。
生まれてきてくれてありがとう。

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