面白い文章を書く意外な訓練3つ

手っ取り早く面白い記事を書くコツ
それは……
文字数を減らすこと。

あくまでも私の感覚で、の話だけれど
本当これに限る。

説明長い

職業柄、様々な原稿を扱ったり
いろんな方の話を聞くのだけれど
95%くらいの人が説明が長い。

いや、「超」長い。

うんうん、わかる。
熱くなっちゃうのわかる。

なぜかって?
私もそうだからだよぉぉぉぉ!咽泣

訓練が必要

なるべく簡潔に自分の意図することを
正しく伝えるのには訓練が必要なんだな。

世の中には、本当に沢山の考え方があるし、
たまにびっくりする発想の持ち主がいる。

100%誤解のないように表現するのは
ほぼ不可能だけれど……あ、ほら、
最近、切り貼り報道や
フェイクニュースも多いし。

そんなこと言い始めたらキリがないので
ある程度、「簡潔に言う能力」を
自分自身で鍛えられる方法を
3つ提案したいと思う。

Twitter

ここにはいろんな層がいる。
特に最近はCOVID-19の影響からか
Twitterの住民がギスギスしていて
なかなか辛辣だ。

ニュースなどで記憶に新しい
誹謗中傷の巣窟でもある。

だが、悪い点ばかりではない。
Twitterで一度につぶやける文字数は
たったの140だ。

140文字の中に言いたいことを
まとめなくてはならない。

これは非常にいい訓練場だ。

本名じゃなくてもアカウント開設できるし
なんならカギをかけて非公開にできる。

修行にはもってこいだ。

慣れてきたところでアカウントを公開し
猛者と文字でしのぎを削り合うのは
なかなか脳トレにはよさそうだ。

鉄のハートも手に入りそうでもあるが
その辺は個人差があるだろうし
ほどほどにしておくのが良いだろう。

俳句

もうね、日本人すごいわ。
心の底から尊敬する。

俳句文化、最高!

五七五の17文字の中に
四季と情景と心情と趣を盛り込んで
やりとりしていたなんてアンビリバボー。

それを古来からやってきたのが日本人。

天才かよ。
いや、天才だよ。

ご先祖様たち、天才!!!

普段から俳句を考えるようにすれば
文化人になれた気になれるとともに
簡潔に物事を伝える力も身につきそうだ。

ここで一句。

おかっぱミユキが考えた川柳「やっべぇな 17文字で 伝えるの」

だめだ、季語がないから川柳。

キャッチコピー

コピーライターを仕事にしている人って
超天才なんじゃないかと思う。

ビシっと一言で痺れさせにくる。

耳元で甘くささやかれた日には
きっとイチコロだ。

キャッチコピーこそ、思いを簡潔に
伝える行為の真骨頂だと思う。

あらゆる言葉の中からパズルのように
ときに絵の具のように
ときに化学反応のように
新しい意味と深みを生み出す。

これを芸術と呼ばずして何と呼ぼう。

この行為を自らの能力でできたら……
最高オブ最高。

普段から商品広告などのキャッチコピーを
ピックアップして分析して
「自分ならどんな言葉にするだろう」と
考えてみるといい訓練になりそうだ。

余談

一時期、Facebookの「勝手に無料企画」で
キャッチコピーの武者修行をしたことが
あったんだけれど、
あれは本当に脳みそフル回転した。

来る日も来る日もキャッチコピーを
考えてはつけ、考えてはつけ……
約1000人の方にキャッチコピーを
プレゼントし続けたが
あれは本当に良い経験になったし
私の貴重な財産になった。

まとめたい

自分の思いを言葉にするというのは
本当に骨の折れる作業だ。

熟年夫婦のように「おい、あれ」で
伝わるケースは本当に稀だ。

ましてや顔も見たことのない人に
思いを伝えようとするなら尚更だ。

普段から、誰にでも伝わりやすい
なるべく簡潔な言葉選びをするように
心がけるだけでもかなり
違ってくるだろう。

手っ取り早く面白い記事を書くコツ
それは……文字数を減らすこと。

日々精進。

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