原因の話

何かがうまくいかなくなったとき、
うまくいかなくなっている原因を
突き止めることは、ときに大切だ。

そして、それを
様々な角度から捉えて、
ひとつひとつ改善していけば、
必ずいい結果をもたらすだろう。

しかし、
「あの人が悪い」
「あの仕組みが悪い」
「あの制度が悪い」
と言うだけで、
止まってしまっている状態を
よく見かける。

「俺が浮気するのは、嫁のせいだ」
「自分が依存するのは、親のせいだ」
「生活が苦しいのは、社会のせいだ」
……といった具合に。

そこで思考がストップして、
具体的に何もしない様子は、
決して珍しくない。

誰かのせいにするのは、
怠けるのにピッタリの
言い訳だからだ。
そのままの状態を維持する、
絶好の理由なのだ。

確かに自分以外に
原因があるかもしれない。
しかし、特別な場合を除いて、
自分が原因である部分が
0%というケースは、なかなかない。
そう。
100%誰かのせいにできるケースは、
少ないのだ。

先の例で言えば、
欲望に負けたのは本人だし、
自立へ向けて行動すればいいし、
お金を得る方法は
ひとつだけではないのだから。

大切なのは、「自分自身」が
改善に向けて一歩前に進むことだ。

今は、昔と違って、
インターネットで何かしらの
ヒントを調べることができる。
自分と似た状態にあった
誰かの体験談を、
いくつも読むこともできる。

変わらない現状に
文句を言うのではなく、
現状を踏まえて、
自分にできることを把握し、
自分で一歩前に進むことが出来れば、
今よりも幸せだと感じられる
毎日が待っているはずだ。